
2016年、世界中で数十億台のスマートフォンが利用されている中、従来のビデオゲーム会社はようやくスマートフォンゲームで収益を上げられるという考えに気づき始めたばかりです。任天堂はつい最近、初のモバイルアプリをリリースしたばかりで、近々、より馴染みのあるキャラクターベースのゲームをリリースする予定です。ソニーも同様に、新会社ForwardWorksを設立し、スマートフォンゲームの世界への新たな進出を果たそうとしています。
PlayStationメーカーであるソニー・コンピュータエンタテインメントは、社名をソニー・インタラクティブエンタテインメント株式会社に変更することを発表するプレスリリースで、新会社についても発表しました。フォワードワークスは、「拡大を続けるスマートデバイス市場に向けたサービス展開を目指す」新会社で、2016年4月1日より事業を開始します。
プレスリリースでは、フォワードワークスがプレイステーションのソフトウェアタイトルの知的財産を使用するとも述べられており、簡単に言えば、近い将来、おなじみのゲームやキャラクターがスマートフォンに登場することになるだろう。
フォワードワークスは、これまでプレイステーション®ビジネスで培ってきた数々のPlayStation®専用ソフトウェアタイトルやゲームキャラクターなどの知的財産、そしてゲーム開発における知見・ノウハウを活かし、スマートフォン*をはじめとするスマートデバイスに最適化されたゲームアプリケーションを、日本およびアジアのユーザーに向けて提供いたします。スマートデバイス市場という新たな領域において、ユーザーが本格的なゲームタイトルを気軽に楽しめる機会を提供することを目指します。
具体的な言及はされていないものの、iOS向けゲームの開発が進んでいるとしか思えません。もしそれが、ついにスマートフォンで『グランツーリスモ』をプレイできるようになることなら、本当に嬉しいです。ただし、ソニーがモバイル分野で任天堂と同じ方向に進むとすれば、オリジナルや人気タイトルではなく、新作、ひょっとしたらフリーミアムタイトルが登場する可能性があるという点には注意が必要です。
ソニーがモバイルゲーム事業に参入しようとしたのは今回が初めてではない。数年前には、Android搭載の「PlayStation Phone」を発売し、PlayStation Mobileを通じてモバイル向けに開発された数々のカスタムゲームを利用できるようにした。この試みは成功しなかったものの、AndroidとiOSデバイスの両方に対応したクロスプラットフォームの取り組みを開始すれば、より良い結果が得られるはずだ。特に、App StoreやGoogle Playストアから直接有名ゲームシリーズにアクセスできるようになると、その効果はさらに高まるだろう。
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